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シュミットハンマーNR型 取扱説明書
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シュミットテストハンマー NR型 取扱説明書
取扱説明書
◆
まえがき
コンクリートテストハンマー(シュミットハンマー)の圧縮強度推定値は、機器本体に添付のEMPA曲線【国際基準】(プロセク社製作マニュアル表示)による場合と日本材料学会(旧日本材料試験協会実施コンクリート強度判定法委員会)制作の推定式「F=-184+13.0R(kg/cm2)」【日本基準】に拠る場合との二系統に別れます。従って強度試験結果表を制作する場合、このいずれかを選択します。一般的には日本材料学会方式【日本基準】が採用されています。当社マニュアルでは、いずれの方式を採られてもわかり易く全て強度早見表方式で記載しました。
硬化コンクリートのテストハンマー強度の試験方法(JSCE-G504-1990)
施工管理基準引用
◆
1.適用範囲
この規準は コンクリート表面を重錘で打撃しその反発度からコンクリートのテストハンマー強度を求める試験方法について規定する
◆
2.用語
この規準で用いる主な用語は次のとおりとする。
2-1テストハンマー
コンクリート表面を打撃しその反発度を読み取ることができる機器。
2-2測定反発度
テストハンマーによって測定された反発度。
2-3基準反発度
テストハンマー強度を求めるため基準とする反発度で測定反発度を打撃方向やコンクリートの状態などを考慮して補正した値。
2-4テストハンマー強度
基準反発度を換算式や換算図を用いて圧縮強度相当のものに換算した値(N/mm2)(kgf/cm2)
◆
3.試験用機器
試験に用いるテストハンマーは次の条件をすべて備えていなければならない。
3-1バネまたは重力を利用してコンクリートの表面を重錘で打点しその結果生じる反発度が数値として読み取れる構造となっている。
3-2機器の原理が明確で検定および補正の方法が明示されている。
3-3適正な測定方法についての説明書がある。
◆
4.試験方法
4-1 反発度の測定は、使用する機器について示されている注意事項に従って、適正に実施しなければならない。
4-2 反発度の測定箇所の選定に当たっては一般に次のような配慮をしなければならない。
4-2-1 反発度の測定は厚さ10cm以下の床板や壁一辺が15cm以下の断面の柱など小寸法で支間の長い部材は避ける。やむを得ずそのような部材で測定するときは背後から別にその部材を強固に支持する。
4-2-2 背後に支えのない薄い床板および壁ではなるべく固定辺や支持辺に近い箇所を選定する。
4-2-3 はりではその側面または底面で行うようにする。
4-2-4 測定面はなるべくせき板に接していた面で表面組織が均一でかつ平滑な平面部を選定する。
4-2-5 測定面にある豆板、げき、出している砂利などの部分は避けるコンクリート標準示方書【規準編】
4-3 反発度の測定は 次の方法で行わなければならない。
4-3-1 測定面にある凹凸や付着物はと石等で平滑に磨いてこれを除き粉末その他の付着物をふき取ってから行う。
4-3-2 仕上げ層や上塗りのある場合はこれを除去しコンクリート面を露出させた後、4.3.1の処理をしてから測定する。
4-3-3 打撃は常に測定面に垂直方向に行う。
4-3-4 バネ式のハンマーは鋼棒に徐々に力を加えていって打撃を起こさせて測定する。重力式のハンマーは打撃開始前の重錘を一たん静止状態にする
4-3-5 一箇所の測定は縁部から3cm以上入ったところで行い、互いに3cm以上の間隔をもった20点について測定し全測定値の算術平均を、その箇所の測定反発度(R)とする。ただし、特に反響やくぼみ具合などから判断して明らかに異常と認められる値または、その偏差が平均値の±20%以上になる値があれば、その測定値を捨てこれに代わるものを補ってから平均値を求める。
4-4 基準反発度(R0)は打撃方向やコンクリート試験体の状態等に応じて測定反発度を補正して得るものとする
◆
5.テストハンマー強度の算出方法
5-1 基準反発度をテストハンマー強度に換算する場合は強度が既知のコンクリートを用いた試験で得られた標準円柱供試体による圧縮強度〜反発度の換算式若しくは換算図を用いなければならない。
5-2 試験に使用するテストハンマーは使用する圧縮強度〜反発度換算式や換算図を作成したときと同じ性能のものであることが検定されたものでなければならない。
◆
6.報告
報告には次の事項のうちから必要なものを記載する。
測定構造物と測定部分名および打撃方向
コンクリートの種類
測定に用いたテストハンマーの種類、銘柄、および製造番号
測定反発度および1箇所の測定値を得るための打撃点数
換算式若しくは換算図とその出典
補正した基準反発度(R0)およびテストハンマー強度(F)
◆
取扱方法
測定面を研磨用砥石(ケースに装着)で磨き粉を取り除く。
ケースより本機を取り出し、岩面に軽くプランジャー(先端)を押し当てると先端プランジャーが伸びる。
測定点は試験位置決めプレートで25点マークするか又は、測定面に約50mm間隔の縦、横5本の線を引きその交差25点を打撃し平均値より上下バラつきの大きい数値の5点をカットして、20点の測定値(Rn)を反撥度(R)とする。
プランジャー(先端部)を測定面に直角に保ちながら静かにしっかり、ゆっくり力を入れて、衝撃音があるまで押し続ける。
この反撥度(上記(3)で説明の平均値)を添付の一軸圧縮強度換算表等に照合して、強度を推定する。詳細は添付資料を参照下さい。
本機の機械的基準値はテストアンビルに準拠しています。
◆
硬度計算方法
1か所の測定は出隅から3cm以上入ったところで,互いに3cm以上の間隔をもった20点について行い全測定値の算術平均をその箇所の硬度Rとする。基準硬度R0は測定硬度Rに次のような補正値儚を加えたものとする。
R0=R+儚
強度判定法
基準硬度R0から標準円柱体圧縮強度Fを推定する。
反発値R
傾斜角に対する補正値(儚)
+90°
+45°
-45°
-90°
10
20
-5.4
-3.5
+2.5
+3.4
30
-4.7
-3.1
+2.3
+3.1
40
-3.6
-2.6
+2.0
+2.7
50
-3.1
-2.1
+1.6
+2.2
60
-2.3
-1.6
+1.3
+1.7
日本材料学会強度推定式準処の場合では上記数値が若干変更になります。
F=W28=αnWn
W28=材令28日の圧縮強度
αn=材令補正係数
Wn=材令n日の圧縮強度
標準偏差は約28kg/cm2
区分
△R
水平(α=0)
0
2〜3分(+α)
-1
2〜3分(-α)
+1
△R:傾斜角に対する補正値を使用し算出する。
測定部の状態による反発硬度補正値△R
測定部の状態
補正値
コンクリート表面が乾燥しているとき
±0
コンクリートの内部が湿っているとき
+3
コンクリートの外部がぬれているとき
+5
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